キャノンのフイルムカメラ販売終了の発表がされておりますが、
フイルム撮影を続ける当店の思いをNHKのニュース内で語らせて頂きました。
デジタルの写真は0か1の信号で作られたもの…
フイルムの写真は五感を使ってまごころこめて作るもの…と思っております。
デジタルは五感の中の視覚だけを主に使い写真を作ります。
アナログ写真(フイルムやガラス乾板)は視覚だけでなく
嗅覚(現像液の酢酸のにおい、お客様から伝わるほのかな香りを感じるのも大切ですね)
触覚(一発撮りで人を撮るには袖触れ合うことは重要)
味覚(暗室の中で感材の表裏を確認するには舐めて確認してました(笑)(ガラス乾板)
聴覚(アナログのシャッター音はレコードの音色と同じですしお客様との会話を楽しみながら写真を撮ります)
人の五感をすべて使って作り上げるから空気感・立体感が出るのだと思っています。
当店が使う4×5フイルムは在庫が残りわずかな為、現在は常連さんのみの撮影となりましたが、まだまだアナログ撮影の灯は消えません…
今はフイルムの前の明治時代から使われていたガラス乾板での撮影を復刻しています。
※6月16日(土)午後限定三枠ですが大判フイルム撮影おこないます
お問い合わせを多く頂きましてありがとうございます。撮影者の2代目84歳お待ちしております。